習志野市議会議員 たつみ久美子

市議会通信 No.62

2005年04月21日発行

  1. ボートピア建設の賛否を問う住民投票条例案を否決
    • 住民投票条例案を否決
    • ボートピア建設中止を求め住民が提訴
  2. 17年度予算案を可決
    • 新年度の主な事業から
    • 茜浜パークゴルフ場建設見直しの修正案を否決
  3. 3月定例市議会でのわたしの質問から
    • 医師不足で小児救急体制に遅れ
    • どうするの 今後の社会教育

ボートピア建設の賛否を問う住民投票条例案を否決

  市議会は3月30日、市民団体から直接請求されていた「場外船券売り場建設の賛否を問う住民投票条例」案について、賛成8、反対21で否決しました。条例案は、54年の市制施行以来初めての直接請求によるものでしたが、議案を提出の際、市長は「本市としての意思はすでに決定済みであり投票条例の制定は不要である」との意見を付していました。保守系・公明党の議員等は市長に同調し条例に反対をしました。
 新社会党は、ギャンブル場設置は本市の将来を左右しかねない重要な事件。市が誇りとする「文教住宅都市憲章」とは相容れないもの。近隣の自治会や千葉工業大学の反対を無視し、建設を認めるとした市の決定は民主主義を否定する独断専行である。主権者である住民の意見と市長・市議会の決定に違いがあるのだから、住民投票を実施し、市民の意思を問うべきであるとの賛成討論をして条例制定に賛成しました。
 「住民投票条例」の直接請求は、19日間という短期間に1万1070筆(必要数2549筆以上)を集め、市選挙管理委員会に提出し、審査の結果1万650筆が有効と認定され、2月28日市長に正式になされました。

住民投票条例案に対する議員の態度 住民投票条例に反対した議員

住民投票条例に反対した議員
習志野政心会 川崎 忠男 長田 弘一 時田 尚敏 村上 純丈 宮本 泰介 三浦 邦雄
田久保吉則 築沢 平治
真政会 帯包 文雄 高橋  司 安中  正 斉藤 賢治 三代川佐一 宮本 博之
公明党 浅川 邦雄 田畑登三夫 木村 孝浩 小川利枝子 鈴木 正志 (議長)
改革ク 鴨 哲登志 関 桂次
民主 布施 健太郎
賛成した議員
共産党 馬場 信韶 入沢 俊行 谷岡 隆
新社会党 宮内 一夫 辰己久美子
水と緑 中村 容子
習明会 井上千恵子
市民の声 平川 博文

ボートピア建設中止を求め住民が提訴

 住民投票条例案否決を受け、31日地元住民らが、建設会社テックエステーとに対して、ボートピア建設差止めを求める訴えを千葉地裁に、また国に対してはモーターボート競走法は場外で舟券が売られることを想定しておらず、施工規則は違法であるとして、同施設の設置確認をしなよう求める訴訟を起こしました。

17年度予算案を可決

JR津田沼駅北口にエレベーター設置、病後児保育増設、預かり保育新設

 17年度も厳しい財政状況下での予算編成となり、一般会計予算は407億4千万円で対前年度比、実質約7億2千万円、1.7%減となっています。
 歳入を増やすために、事業の見直し26件で約1億8千万円、人件費において退職者不補充等で3億8千9百万円、調整手当を10%から8%への引き下げで約1億8千8百万円、公民館使用料・粗大ごみ処理手数料新設などで約7千6百万円、下水道使用料値上げで1億4千5百万円の収入増を見込んでいます。
 その一方、「三位一体改革」の影響で約3億8千万円の減収となっています。
 今年も市民に多くの負担増を強いた上での予算編成となりました。

新年度の主な事業から

★ 東習志野こども園開設(平成18年1月)
★ 全幼稚園で預かり保育実施(平成17年9月)
★ 小学校大規模改造事業(大久保東小の特別教室耐震補強設計、津田沼小の管理棟・特別教室棟外部改修工事)
★ パークゴルフ場の建設(茜浜緑地内に18ホールのゴルフ場とクラブハウス)
★ 合葬式墓地の基本設計・実施設計
★ 病後児保育事業の拡大(2か所目の施設、平成17年6月済生会習志野病院開設に伴い新病院内にオープン)
★ 防災計画を充実させるために、被害想定の再調査、地域防災の見直し
★ JR津田沼駅北口広場にエレベーター設置
★ 京成津田沼駅構内のエレベーター設置事業に補助金交付
★中小企業資金融資(経営安定化資金の要件緩和の継続)

茜浜パークゴルフ場建設見直しの修正案を否決

 共産党、新社会党、水と緑の会の3会派は、23年振りに新年度一般会計予算に対して修正案を提出しました。その内容は、茜浜パークゴルフ場建設は本市の財政状況から時期尚早であり、同建設費を予備費に計上(約3千万円)し、学校施設の耐震改修工事費に当てるよう求めたものです。しかし、修正案は、賛成8、反対21で否決されました。

3月定例市議会での私の質問から

医師不足で小児救急体制に遅れ

 今年6月開院予定の済生会習志野病院の小児救急医療体制について質しました
 市長は、「これまでの病院との協議で6月の新病院開設時に365日、24時間体制で小児救急医療に取り組む考えを確認していたが、全国的に小児科医師が不足しており、人的確保が間に合わない時は段階的に整備を図っていかざるを得ないと病院側から伺っている。今後も病院にできるだけの努力を求めると共に、近隣市との広域的な小児救急体制づくりを医師会との協力を得ながら検討していきたい」と答えました。同病院の整備費として市は14億円を負担しています。市民の懸案だった小児救急医療体制が整うことも期待されていました。小児科医師の確保に全力をあげてもらうよう強く要望しました。

どうするの 今後の社会教育

 社会教育の今後の展望について質問しました。
 教育長は、「生涯学習推進のまち習志野」の実現が社会教育の将来に向けての展望である。公民館・図書館に課せられた活動を積極的に展開し、地域の要望に応えた運営を推進していく。指定管理者制度への移行については検討はするが、当分は移行する考えはない。」と答えました。
 人件費等を削減するために、社会教育に指定管理者制度を導入することに反対です。地域の中核施設である公民館・図書館は、市が明確な方針をたてて、責任ある体制のもとに、持続的な質の高い運営をすべきだと考えています。
 いま、大久保・菊田公民館はエレベーターもなく、老朽化が進んでいます。幸い両公民館とも交通便利な場所にあるので、民間との複合施設なども視野に入れて早急な建て替えを検討するよう強く要望しました。

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