2006年10月19日発行
「人生、波風立つからおもしろい」のキャッチフレーズと共に、9月27日ついに最新設備を誇る巨大ギャンブル場が新習志野駅前に開業されてしまいました。
この2年半もの間、波風の立たない平和でおだやかなくらしを願って、多くの市民がギャンブル場反対の運動を粘り強く続けてきました。しかし、市長をはじめボートピア賛成派の市議会議員達はそうした市民の訴えに全く耳を貸さず、モーターボート競走会主導のもと今日を迎えてしまいました。
そして最近になって最初夏場だけといっていたナイター開催が来年3月末までの冬場でも130日も予定されていることがわかりました。年間では300日にもなります。売上増をねらって最大限、開催日数と会場時間を増やそうとしているのです。
ナイターの終わる夜9時頃は通勤客など人通りも多い時刻です。ボートピアから大挙して帰路につく人達との間でトラブルが起きないとも限りません。
秋津小、香澄小、第7中学校のPTAが、子供達の安全を守るためボートピア反対の決議をしたことに対し、市は事故が起こらないよう万全の措置を講ずるよう施行者側に要請するとしていました。しかし、現在のところ、秋津・香澄地区は、制服警備員2名1組の車両による巡回警備を午前・午後・夜間の各1回実施するだけとなっています。これでは、車の入らない狭い道や公園・空き地などへの侵入者を見逃すおそれがあり、巡回回数も少なく、子供達はもちろん住民の不安を解消することはできません。
千葉工大は、環境委員会に委員を送ることを拒否するなど今だに断固として、ボートピアに反対しています。未成年者が多くを占める、4500名もの学生が近くのギャンブル場に興味を示し出入りする心配があるからです。
その対策としては、「施設内外の見やすい場所に未成年者の勝舟投票券購買禁止の看板と広報活動の徹底」といっているだけです。
開業前の施設内覧会で目にしたのは全然目立たない看板でした。
(写真参照、右側のパネル)
私服の未成年者の入場をこれで阻止できるとは到底思えません。
現在、主に秋津・香澄の住民が原告となり、「ボートピア習志野」営業差止めの裁判が東京地裁、千葉地裁において進められています。まもなく終審を迎えますが、しだいにその違法性、住民への影響の深刻さが浮き彫りになりつつあるときいています。裁判に勝訴すればボートピアを撤退させることも可能です。
今回、市の全域から提出された11件の陳情では、交通渋滞、環境の悪化、青少年への悪影響などの懸念は、「文教住宅都市憲章」とは相容れないものであり、市民に不安と不快感を強いるギャンブル施設の撤退を強く訴えています。
私はこれらの陳情に賛成の討論をしまいたが、これまでと同様不採択でした
国民健康保険条例の一部が改「正」され、10月から70歳以上の方が病院や診療所の窓口で支払う自己負担金が下表のとおり変わりました
「一定以上の所得のある人」とは夫婦二人で520万円以上(昨年まで621万円以上)、単身者で380万円以上(昨年まで484万円以上)の人です。
この条例改「正」によって、2割から3割になる人は、国民健康保険加入者で701人、老人保健法適応者で国民健康保険加入者1200人、合計1901人に上ります。
この内、夫婦で620万円から520万円までの人は、昨年までは1割負担、本年7月から2割負担、そして10月からは3割負担になるので大変な負担増です。
こうした高齢者医療の改悪は国の財政負担をいかに少なくするかの観点から行われていて、医療費が増大する高齢者の実態をどの程度把握しているかとても疑問です。
なお、同時に、出産育児一時金の給付額が、所得制限なしで現行30万円から35万円に引き上げられました。

障害者自立支援法によって、4月から福祉サービス利用料の原則1割負担が始まりました。市は、国の事業である介護・訓練給付などと、10月から市が施行する「地域生活支援事業」(移動支援、補装具給付貸与など)を併用した場合、市の支援事業の分を全額市が負担するなどとした軽減策を発表しました。この点は評価いたしますが、大きなウエイトを占める国の事業に対しては国の方針通りとして市の軽減策が示されなかったのは残念です。
1割負担導入によって、例えば、花の実園本場の場合、平均月額80円が19,525円に、あかしあ学園では平均17,504円が22,604円に上がってしまいます。全国的に問題になっているように、本市でも今後、利用料の負担増によって、退所や通園日数を減らすなどの事態が起こりかねません。障害者の地域での自立が大きく後退してしまいます。私は、この件に関して質問をし、介護保険料と同様、市長の裁量で国のサービスの利用料の軽減を実施するよう、また利用料が大幅にアップすることで、市の歳出が減る分を利用者負担の軽減にまわすよう強く要望しました。
保育所待機児童の現状について質問しました。
市長は、8月1日現在で7名の児童が待機している。内訳は0歳児が1名、1〜3歳児各2名である。近隣市の中では非常に少ない状況と答えました。なお、来春民営の香澄保育園が開園すると待機児童はゼロになるとのことです。
現在、7中学校区に各1名の読書指導員が配置されていますが、三中学校区と七中学校区には小学校が3校あり、週1回の訪問ができない状況です。そこで再三指導員の増員を要望していますがいつも先送りされてしまいます。今回も私の質問に、教育長は検討すると答えました。来年こそは、是非1名増員を現実して、学校図書館を充実させ、子ども達の読書力向上を図ってほしいと思います。
全ての学童保育室に設置されている赤色灯やサイレンは緊急時に作動し、学校や周辺地域に異常を知らせるためのものです。しかし、無人の運動場に向いてついているなど無意味と思えるものもあり質問しました。教育長は避難訓練に合わせて有効性の再確認を行う。また、危機管理については、学校の教員と指導員の協力体制を常に保てるよう指導していると答えました。更に学童室の子ども達の安全を守るため、常時指導員の二人体制を必ず維持するようにと要望しました。