習志野市議会議員 たつみ久美子

市議会通信 No.71

2007年4月3日発行

  1. ボートピア習志野
    • 撤去を求める声、今も根強く
    • 舟券発売「私人」にも認める
    • 新年度予算に、市への見返り2億5千万円
    • 環境委員会を公開して
  2. 12月定例市議会でのわたしの質問から
    • マイバック使用の促進を
    • 一中の給食棟建設を機に、ぜひ、強化磁器食器の導入を
    • 公民館への職員の呼び戻しを
    • 経験年数に応じた時給の換算を

ボートピア習志野

撤去を求める声、今も根強く

今議会にも「ボートピア習志野」に関する陳情が10件提出され、私はそれらに対して賛成討論をしました。しかし、これまで同様全ての陳情が否決されました。
昨年9月27日、ボートピア習志野開業後も依然として根強い撤去を求める声があります。実際、香澄公園で舟券が細かく刻まれて広い範囲にばらまかれていた、など環境が確実に悪化し、周辺の方達が大変不安を募らせています。
また、巡回パトロール車があたりを伺うようにゆっくり回るため、住民の方が監視されているようで落ち着かない。角々に立つ監視員も、ものものしい雰囲気で恐怖感をあおるなど、事件を起こさないための対策がかえって、住民のストレスを増す要因となりつつあります。ボートピアさえなければ、こうした不快な念を抱くことはないのにと多くの陳情は訴えています。

舟券発売「私人」にも認める

今国会に提出される予定の「モーターボート競争法の一部改正案」に反対の決議を本市議会から国に送付するよう求めた陳情がありました。この改正案が可決されると、より一層の利益確保を優先するため地方公共団体以外の「私人」(民間委託)の経営が可能となります。これまでは地元自治体が施行者の自治体とボートピアに関する「行政協定」を締結することで一定の歯止めとなっていましたが「私人」との契約では十分な安心と信頼が得られるとは、到底考えられません。また、現行では未成年の他に、成人した学生も舟券を買うことが購入できませんが、改正案でその文言を削除することで学生でも舟券を買うことが可能となり、若者のギャンブルへの勧誘が益々強まります。この改正案が可決されれば「ボートピア習志野」も当然その影響を受け、今移譲に深刻な状況となるでしょう。驚いたことに、この陳情にも保守系・公明党などの議員は反対しました。

新年度予算に市への見返り2億5千万円計上

「ボートピア習志野」環境整備協力費をもとに基金を設置し、新年度2億5千万円を計上して、小中学校大規模改造事業などの財源としていることには納得できません。子ども達が授業や部活などで一日の大半を過ごす校舎や体育館の耐震改造事業に、収入の安定していない、むしろ下降気味といわれているギャンブルの上がりをあてることには賛成できません。子ども達に一体どう説明するのでしょうか。児童・生徒のかけがえのない命を預かっている、小中学校の大規模改造事業には、もっと安定した確実な財源を当てるべきです。

環境委員会を公開して

環境委員会の公開を求める陳情もありました。この委員会は、本来住民の不安を解消するため、施行者やモーターボート競争会と住民代表が話し合うために発足させたものです。その趣旨からも、当然地元住民が傍聴できるように改めるべきです。現在、市の常任委員会や各種審議会のほとんどが傍聴を認めています。「公開すると委員の自由な発言ができなくなる」とする非公開の理由は理解できません。また、必要なデータも要求に応じて迅速に提出して欲しいと思います。

12月定例市議会でのわたしの質問から

マイバック使用の促進を

地球温暖化を防止するため、市としての取り組みをただしました。
市長は、平成20年度までに14年度と比べて、温室効果ガス総排出量の2.2%削減に向けて取り組んでいる。市民への啓発としては、市広報で環境問題の連載を検討しており、温暖化防止やごみ減量の取り組みなどを進めていく。また、市民カレッジや公民館で「環境講座」も開催する予定と答えました。
スーパーなどの協力を得て、買い物にマイバック使用を呼びかけるなど、もっと積極的に市民の意識向上に努めるよう求めました。

一中の給食棟建設を機に、ぜひ、強化磁器食器の導入を

19年度予算化された、第一中学校の給食棟に、ぜひ強化磁器食器を導入するよう求めました。(現在、本市では、ポリプロピレン食器を使用)
教育長は、現在、強化磁器食器の導入は、重たい、壊れやすく安全性に欠ける、高価であるなどから困難だと考える。強化磁器食器の改良が進み、導入可能になれば検討すると答えました。
強化磁器食器に関して、本誌の教育委員会の認識は大変遅れています。強化磁器は技術革新がとても進んでいて、千葉県の北西部の市(船橋市、市川市、安孫子市など10市)で強化磁器食器の導入が進んでいます。重さについては、強度が増した分厚みを薄くしていて軽くなっています。高強度時期を使用している小学校の1年生でも重いという苦情はなかったとのことです。壊れやすいということですが、高度強化磁器は、大変強度が高く、台東区では、年間平均破損率6%〜15%位です。そして値段については、現行のポリプロピレンは3年毎に食器を更新していますが、全小中学校のの食器の入れ替えに要する費用は約680万円、強化磁器は1300万円、その差わずか620万円です。強化磁器食器は、割れなければ半永久的で、破損した分だけ毎年取り替えればすみます。一方、材質の安全性については、高温に強く、可塑剤、安定剤など多種類の添加剤が使われているプラスチック食器に比べて、強化磁器は、はるかに安全性が高く、強化磁器を採用する自治体が増え続けている理由の一つになっています。強化磁器食器には、食教育、物を大切に扱う心を養う、家庭的な雰囲気、見た目の美しさなど多くの長所があります。まず、一中に強化磁器食器を導入するよう強く求めました。

公民館へ職員の呼び戻しを

公民館活動について公民館運営審議会の審議経過と公民館運営の今後の方針について質問しました。
教育長は、公民館審議会に 1.社会の変化に応じた公民館事業の具体的な展開について 2.これからの公民館のあり方と運営についてを諮問している。19年8月下旬に出る予定の答申をふまえて慎重に検討していきたいと答えました。公民館は学校と同じ教育施設であり、生涯を通じて全てのライフステージでの学習や住民自治の拠点として大切な場所です。また、めまぐるしい時代の移り変わりの中で生きる目標を探している人が、ヒントやきっかけを得る場所として、公民館の役割は益々重要になっています。人件費削減のため安易に指定管理者制度に移行しないよう強く求めました。更に、現在の公民館職員は、館長を含めて2名の職員と臨時採用2名の配置にっています。少ない職員ならなおさら経験や資質が重要になってきます。新年度の人事異動では、以前公民館職員として経験が豊富で有能な職員を公民館へ呼び戻して欲しいと要望しました。

経験に応じた時給の加算を

新年度学童保育指導員の時給を経験年数に応じて加算するように質しました。
教育長は、学童保育を希望する児童が増えているので、指導員数を確保するためにも、引き続き検討していきたいと答えました。
1年未満の新人も5年・10年のベテランも同じ時給では、志気にかかわります。最近、指導員の退職も増えています。優秀な指導員をつなぎ止めるためにも、経験年数と実力に見合った時給にするよう強く求めました。

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