習志野市議会議員 たつみ久美子

市議会通信 No.74

2008年1月14日発行

  1. ボートピア習志野
    • ボートピア習志野周辺で犯罪増加
  2. 私の質問から
    • 誰でも住み慣れた地域でくらしたい
    • 一時保育の受付時間延長へ
  3. 迎撃ミサイル習志野基地に配備

2008年の幕開けです。今年から後期高齢者医療制度が発足し、75歳以上の方に新たな保険料の負担が生じます。食料品などの物価の上昇が続く一方で、年金や給料は益々目減りしていきます。こうした状況下、より深刻な打撃を受ける低所得の方達へのセフティネットを強める施策の充実が急がれます。
また、JR津田沼駅南口開発の進展、こども園建設と市立幼稚園・ほいくしょの統廃合・民営化計画策定など、文教住宅都市習志野市の将来に大きな影響を与えかねない重要事項が山積しています。私達新社会党は、これらの課題に対して、税金が市民のために正しく使われるように、教育・福祉を優先し、高齢者や子ども達など弱い立場の方達へのあたたかい気遣いの感じられる市政が行われるように、常に検証しながら、全力で立ち向かってまいります。
また、大きな事件・事故の起こらないうちに、全力で立ち向かってまいりましす。
また、大きな事件・事故の起こらないうちに、創業2年目を迎える「ボートピア習志野」の一日の早い撤退を求めていく運動も続けます。
みな様のかわらぬご支援よろしくお願い申し上げます。

ボートピア習志野

ボートピア習志野周辺で犯罪増加

12月議会に「ボートピア習志野」に関する陳情が7件提出されましたが、残念ながら今回も全て不採択となりました。採決に先立って陳情の審議が行われた総務常任委員会で、19年1月から11月のでの犯罪件数が、秋津・香澄ともに前年度より半数近くまで減少しているのに対して、茜浜のそれは、18年1月から11月までに144件、19年度では183件と実に40件も増加していることが明らかになりました。秋津・香澄など周辺地域と比較して、特にボートピア近辺(茜浜)が大幅な増加傾向にあることは決して軽視できません。女性がたかられたり、レースの予想紙や外れ舟券が散らかっているなど、今、表面化している治安や環境の悪化は氷山の一角です。現在警察に通報がないからといって今後大きな事件・事故が発生しないとも限りません。多くの市民が毎日利用する駅やショッピングセンターのすぐそばにギャンブル場を認可するということは、市民の安全なくらしに対して配慮の欠けるあまりにも無謀な街づく施策と言わざるを得ません。ボートピア撤退に向けて、今後も市民のみな様と共に運動を続けます。

私の質問から

「こども園」以外の幼稚園・保育所民営化

昨年12月、市は、少子化の進展と財政健全化を理由に、7中学校区に各一箇所ずつのこども園を建設し、他の幼稚園・保育所を全て民営化するとの第一期整備計画の素案を発表しました。今後、学識経験者や市民などによるこども園・再編検討委員会を2月に設置し、6回程度開催の後まとめられた最終報告を踏まえ、市の案を決定して21年度必要な予算を計上するとしています。この間7月には中間報告やパブリックコメント募集を行う予定です。しかしこれで市民の意向が十分に反映されるかとても疑問です。
12月議会で、私は、民営化によって子どもの権利が守られ、一人ひとりの乳幼児に対応したきめ細かな保育指導が行えると、責任を持って言えるのかと追求しました。市側からは、明確な答弁は得られませんでした。
本市の保育所は「ベテランの保育士さんがいて安心して子どもを預けられる」との評価が定着しています。かけがえのない子どもを預ける乳幼児施設にとって、この信頼感が何より大切です。利益優先、人件費削減の民営化によって、競争と格差を生む保育が子ども達に幸せをもたらすとは到底思えません。
一方、「こども園」は、最新の施設・設備が整っていて多くの保育士による多様な子育て支援サービスが提供できる地域の拠点施設だと、市側は自賛していますが、250名(東習志野こども園)もの子どもを預かる大規模施設が果たして、子ども達にとっていい環境なのでしょうか。子どもは信頼のおける保育士と少人数の家庭的な雰囲気の中でおだやかに過ごすのが望ましいと思います。
計画撤回を求めて、これからも活動を強めていきます。

重度心身障害者、入院の食事代自己負担へ

今年度施行の重度心身障害者の医療助成制度改正の無いようについて質問しました。
市長は、19年度に千葉県の補助要綱が改正され、一定所得以上の方の入院時の食事代の助成を対象外とすることになり、本市も1年遅れで新年度から一定の負担をしていただくことになった。障害者自立支援法によって、施設入所の方にも食事代を負担していただいているので公平性の観点からもやむをえないと判断したと答えました。
食事代補助の撤廃は、特別養護老人ホーム、障害者の通所施設でもすでに実施されています。また配食サービスの食事代も値上げされています。不公平だからと言って水準の低い方へ合わせるのではなく、低い方を引き上げて全体のレベルアップを図っていくのが政治の役割ではないでしょうか。高齢者・障害者などへの補助を切り捨てていく福祉施策の見直しを国・県に求めるよう要望しました。

児童数増の学童室増設へ

新年度、児童数増加が予想される学童室への対応について質問しました。
教育長は、新年度90名になると予想されている大久保学童室は、現在の学童室の隣に、もう一箇所学童室を新設する予定。また70名を越える津田沼学童は、もともと津田沼小学校の2教室を使用しているので、炊事施設のない一方の教室の床や水回りの回収をして、学童室を二つに分割する方向で検討していると答えました。
それぞれ施設が完成するまでの児童の居場所について、特に夏休み
中の対応について早急に検討するように、またいずれの学童室におい
ても、設計の段階から、指導者や保護者の意見を十分に取り入れて
毎日使用する子ども達や指導者にとって使い勝手のよい施設となるよう
強く要望しました。
また、全市的に増加傾向のある学童数に応じた指導員体制の確立と、
優秀な指導員の定着率を高めるために、勤続年数に応じて賃金の加算
をするなど、指導員の抜本的な待遇改善を今年も引き続き要求していきます。

習志野基地に迎撃ミサイル配置へ

弾道ミサイル迎撃用の地対空誘導弾パトリオット・ミサイル3(PAC3)が昨年11月29日午前3時半頃習志野基地に配備されました。今回は大型トレーラー5台で発射機2基が運ばれてきました。その他の装置の搬入は今年1月末まで続く予定です。首都圏へのPA3配備は昨年3月の埼玉県入間基地に次いで2か所目です。首都圏のミサイル防衛(MD)を強化するためとされていますが、同ミサイルの命中率は極めて低く不発も多発していて、MDとしての効果はあまり期待できないといわれています。それなのにこのシステムの当初予算は1兆円最終的に6兆円もの税金が投入されています。
人口密集地に囲まれている習志野基地周辺で事故が起これば大惨事は免れません。更に、PACシステムは成田空港など他の地域に移動させることが原則なので、千葉県全域が同じ危険にさらされることになります。
私たち新社会党は、習志野基地にPAC3配備直後、荒木市長に要請文を提出し、習志野市民の生命と安全を守る責務のある市長として、防衛省習志野基地へのPAC3配備の中止を要請するよう求めました。

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